思考の質を上昇させる言語の進化 〜宇宙一美しい奇跡の数式を読む②〜
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宇宙一美しい奇跡の数式「0=∞=1」から始まる新しいLife Styleを提案する観術セミナー講師/認識コンサルタントの塩見典子です。
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このページでは、宇宙一美しい奇跡の数式を読み進めながら、一緒に「0=∞=1から始まる新しい生き方」とは何なのか、一緒に考えていきたいと思います。
思考の質を上昇させる言語の進化
今日は、思考の質を上昇させる言語の進化(人生の質を決定する考えの質P56〜)について考えてみましょう。
ん??何やら難しそう?
いえいえ、難しくありません。
普段、当たり前に使っている言語が、どれだけすごいのか、その言語を進化させることがどれほどの飛躍につながるのか、一緒に考えてみましょう。^^
人生の質を決定する考えの質
私たち(多くの人)は、よりよい人生を送りたいと願っています。
このブログを読んでくださる皆さんも、「昨日と同じ今日でよい」と思っていれば、わざわざブログを読みに来ないですよね。
昨日よりも今日、もっと成長したい、大きくなりたい、深く繋がりたい、表現したい、分かち合いたい、豊かになりたい、などニュアンスや範囲は様々ですが、自分にとって、相手にとって、みんなにとって更によい一日一日を創造し、人生の質を高めていくことができれば、充足感を感じることができます。
あなたは人生の質を高めるために重要なKeyは何だと思いますか?
パートナー
家族
仕事
仲間
生きがい
お金
創造性
革新性
時代を読む先見性
など、沢山のキーワードをあげることができますが、これらのベースにあるもの、それが「思考」なのです。
その思考の礎となっているものが「言語」です。
例えば、私たちが他者とコミュニケーションをとる際も、目の前の画面を言語に当てはめて認識し、理解・思考して、相手に伝達したり共有をしたりします。
思考する際には必ず、目の前の膨大な情報を無意識に言語に当てはめて認識しているのです。
恐るべし、言語の力
地球上に存在する沢山の動物たちと人間の大きな違いとは何でしょうか?
多様な生命体が共存する地球の中で、人間が地球の方向性を決定する主導権を持つようになった大きな要因の一つは「言語の開発」にあります。
人間もはじめは他の動物と同じように単純な口頭言語しか持っていませんでした。
およそ7万年〜3万年前に認知革命が起こり、新しい思考と意思疎通の方法を獲得することで自然言語を発達させたのです。
私たちの使う自然言語は非常に柔軟で、限られた音や記号をつなげて、それぞれの異なる意味を持った文章をいくらでも生み出すことができます。
そのおかげで、私たちは膨大な量の情報を体系的に認識し、物事を理解・思考するようになりました。
共通の言語を持つことにより、自分以外の他者への高度な情報伝達が可能になり、あらゆる情報を共有し共通の価値観・判断基準を持つことができるようになりました。
より大きな集団を形成し、勢力を拡大できるようになったのです。
また、その情報を言語に残すことで何世紀にも渡り蓄積し共有することが可能になったのです。
インターネットが普及した現代は、スマートフォン一つで人類が何世代にも渡って蓄積した叡智に簡単にアクセスできるようになりました。
言語の進化によりDNAや時空間を超えた情報の共有が可能になり、個を超えた集団としての知能を発達させ、協力体制の進化をつくることで、他の動物とは比較にならない発展をとげ、高度な文化文明を築き上げたのが私たち人類です。
思考の本質と限界
私たちは、目の前の現実画面(情報)を言語に当てはめて認識し、思考して、その考えを元に行動し、人間関係を構築して人生を創り上げています。
では、その思考の本質とは何でしょうか?
思考の根本的な要素は「質問と答え」です。
どうすれば幸せに生きられるのか?
今日のやるべき仕事は?
どんな人生を歩もうか?
日本の行くべき方向は?
など、まず質問がありその答えを探して考えの走る道を巡らせます。
考えの大前提にある「質問の質」によって、考えの質が決定し、行動の質や人間関係の質が決定するのです。
思考の質を高めるためには、質問の質を高める必要があるのです。
本書にあるガラスの瓶の中の鳥の例え話も、大前提の質問の質を見直す必要性を訴えていました。(ガラスの瓶の中の鳥のお話しは以下のページをごご覧下さい。)
明快な答えが出ない時、抜本的な解決策が見えない時、大前提にある質問の質を見直すことが必要です。
ガラスの瓶の中の鳥の話は、大前提が「瓶がある」「鳥がいる」「瓶から出られない鳥がいる」でした。
その大前提を疑うことで、問題が一掃されたところから新しい解決策を見つけることができるようになったように、人類も同様です。
より幸せに生きるために試行錯誤を繰り返してきた人類ですが、あらゆる問題が複雑に絡み合い突破口の見えない現代、私たちは大前提を問い直す必要があります。
これまでの私たちの質問は「人間と人間の宇宙が実在している」ことを大前提として、
人間とは何なのか?
宇宙自然とは何なのか?
幸せとは何なのか?
持続発展可能な社会を実現するためには?
など、沢山の質問(=問題意識)を持って答えを探し、考えの道を走らせて実行してきました。
この大前提の「人間と人間の宇宙は実在している」ということを見直すことで、問題を一掃したところから新しい解決策を見出すことができるようになります。
人間と人間の宇宙が実在する中で、身体の自分を中心にしてしか認識できないエゴ的・受動的な観点ではなく、人間と人間の宇宙が実在しない真実から今ここ自分と自分の宇宙を生み出す創造主として主体的な観点に上昇した時に、
これまでの発想にないWin-Win、All-Winの解決策を導き出すことができるようになるのです。
無の境地を活用するために必要な言語の進化
自分と自分の宇宙が実在しない無の境地を信じるのではなく、
論理とイメージで理解し日常で応用活用するために欠かせない事とは何でしょうか?
それが、言語の進化です。
言語には目の前の情報を体系立てて認識し、理解・思考し、伝達、共有、蓄積できる機能がありますが、これまで人類が活用した自然言語の適用領域は、人間の5感覚脳で認識できる形の有る世界でした。
人間の5感覚脳では認識できない無の領域を認識し、理解・思考、伝達、共有、蓄積できる新しいメタ言語の開発が必須なのです。
認識技術「観術」は22年前、開発者のNoh Jesu氏が日本の福岡にて0=∞=1の直観的な気付きを得て以来、メタ言語としてイメージ言語を開発してきました。
イメージ言語の開発により、今まで殆どの人類が認識することができなかった無の境地を誰もが認識再現可能にし、無と有の関係を理解・思考し、伝達・共有、蓄積が可能になっています。
イメージ言語の開発により、人類は新しい智慧の世界へと航路を開き進んでいます。
イメージ言語が普及し、誰もが当たり前に無の境地を活用するようになれば、人類は「動物と人間以上の格差」を生み出す大きな進化を遂げるでしょう。
次回は「現実とは何か?」について考えたいと思います。
Nohさんのオフィシャルブログも是非、ご覧ください。^^