人生の質を決定する考え・感情・言葉・行動・関係構築のパターンとは?
おはようございます。無から始まる新しいライフスタイルを提案する塩見典子です。
今日は考え・感情・言葉・行動・関係構築のパターンについて考えたいと思います。
人間は1日に6万回の思考をすると言われています。
朝起きてから今この瞬間も私たちは思考しています。この考えや感情を元に言葉を選択し、行動し、その結果、人間関係を構築しています。
その人間関係によってパートナーを獲得し、集団を形成して新しい創造を生み出していきます。
自分自身の考え・感情・言葉・行動・関係構築の質によって人生の質が決定しているのです。
みなさんは自分自身の考え・感情・言葉・行動・関係構築に、ついついやってしまうパターンはありませんか?
6万回の思考を毎回違うようには考えませんよね。
つい考えやすい考え方のパターンがあるのです。
それは、道を走る車のようなものです。
この車の方向性、未来を決定するのは何だと思いますか?
車の性能でしょうか?
運転手の運転技術でしょうか?
どちらも違います。
車の方向性・未来を決定しているのは「道」なのです。
どんなに運転技術が高くても、この道の範囲を走るしかありません。ある程度、道によって未来が決定されているのです。
この車のように、考えにも「考えの走る道」があるのです。
「あの人のように考えたい」「こんな思い方をしたい」と理想を描いても、ついつい自分流の考えを繰り返してしまうのは、既につくられている無意識の「考えの走る道」が原因なのです。
ついつい繰り返してしまう考え・感情のパターンは、現在の自分自身の意思とは無関係に働いてしまうのです。
影絵をイメージしてみてください。
考え・感情が影絵の影のようなものならば、影を生み出している元の形があります。
それが「観点」です。影の形が元の形によって決定されているように、自分自身の考え・感情も「観点」によって決定されているのです。
この観点は無自覚のため、なかなか変化させることが出来ません。
この無自覚の「観点」を意識化して自覚することで、初めて選択ができるようになるのです。すでに創られた観点の奴隷から解放され、今ここ自ら意思決定が可能になれば、自ら人生を再設計することができるのです。
次回は、どうすれば「観点」を意識化して自覚することができるようになるのか、観術のセッションについてご紹介します。
それでは、今日も素晴らしい一日をお過ごし下さい!
塩見典子