「質問」と「尋問」の違い ~質問の力1~
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宇宙一美しい奇跡の数式「0=∞=1」から始まる新しいLife Styleを提案する観術セミナー講師/認識コンサルタントの塩見典子です。
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今回はコミュニケーションの要となる「質問力」について考えましょう。
質問がコミュニケーションを円滑にし、深い循環を生み出す、ハズ!
しかし、質問の内容によって逆効果に働くことがあります。
質問しても会話が弾まない、質問するほど気まずい雰囲気になる、質問される度にだんだん嫌な気持ちになってくるなど、皆さんも経験がないでしょうか?
気がつかないうちに「質問」ではなく、「尋問」になってしまっているのです。
では、尋問と質問の違いは何でしょうか?
「尋問」と言えば、刑事さんが容疑者を取り調べする姿が思い浮かびますが、尋問する刑事さんは「この人が犯人ではないのか」「何か状況を知っているはず」という仮説のもとで取り調べを行います。
「何も知らないだろう」と思っている通りすがりの人を尋問しませんよね。
質問者の中で既に答えが決まった状態で、その答えに向かって誘導尋問をする、
質問者が「こう答えてほしい」「これに気づいてほしい」など期待を持ってする質問は『尋問』になってしまいます。
相手のための質問ではなく、自分のための質問になってしまっているのです。
では、どうすれば良い質問が出来るのでしょうか?
「相手が話したいことを話すきっかけをつくる」ことが重要です。
相手が意識的に話したいこともそうですし、まだ意識化されていない無意識にある話したいことを話せるようになる質問は、気づきと感動、広がりを生み出します。
次回は、どうすれば「相手のための質問」が出来るようになるのかをお話します。
それでは、今日も素晴らしい一日をお過ごし下さい!
塩見典子