北海道を開拓した先人たちの意志 〜歴史を知る1〜
おはようございます。
無から始まる新しいライフスタイルを提案する塩見典子です。
先日、JAPAN MISSION PROJECTの全国リレー講演のため、北海道に行っていました。
翌日は、月形樺戸博物館に行くツアーに参加し、100年で人口が500万人増加し、急成長した北海道の根本に出会う旅となりました。
北海道は、南は本州、北は樺太と繋がっており、地理的に見ても南と北の文化を融合して育まれた文化(アイヌ文化)です。
1853年ペリーの来航をきっかけに265年続いた江戸時代が終わりを迎え明治政府が樹立され、
ロシアが侵略してくるかもしれない脅威に対抗するため、急がれたのが北海道の開拓です。
一帯が原生林に覆われ、一年の半分が雪に埋まる当時の北海道を開拓したのは、開拓農民や、四民平等により仕事を失った武士、明治維新に敗れ投獄された囚人たちでした。
日本全国から集められた囚人たちの中には犯罪者もいれば、国の未来を想い命懸けで活動した国事犯たちも多かったのです。
観点の違いによって投獄され、未開の大自然と戦い、想像を絶する厳しい環境の中で開拓され受け継がれたのが今日の北海道です。
日本の未来のため、この土地を人の住める土地にするため、そして何より生き残るために、生死をかけた開拓の土地。
勝った侍たちによって成し遂げられた明治維新
負けた侍たちによって成し遂げられた北海道開拓
‘今’をつくってくれた先人たちの歩みと意志を知り、感じて、自分と融合し、新しく歩んでいく、
歴史を知ることは、命をつないで成し遂げるプロジェクトの一員として、より深く繋がった生き方ができる入り口なのだと思いました。
JAPAN MISSION PROJECT実行委員の方が、北海道のミッションを漫画に描いてくださったものがあるのでご紹介します。
ぜひ、ご覧くださいね!