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宇宙一美しい奇跡の数式「0=∞=1」から始まる新しいLife Styleを提案する観術セミナー講師/認識コンサルタントの塩見典子です。
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さて、今回から宇宙一美しい奇跡の数式を読み進めながら、一緒に「0=∞=1から始まる新しい生き方」とは何なのか、一緒に考えていきましょう。
認識技術はいつ使う?
チャプター2「この世界をどう見るのか?」(P53~)から始めたいと思います。
0=∞=1を日常で活用するために、「いつ」どの様なタイミングで認識技術を使えばよいのでしょうか?
それは、この現実を見る前です。
認識技術を活用するためには、人間の5感覚(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)と脳で認識する前に使う心感覚の開発が必要不可欠なのです。
???
そう、現実を認識する前です。
あなたが5感覚と脳を使って見ているこの現実は結果の世界です。
この現実を認識する前が、認識技術の使いどころなのです。
認識技術は5感覚の経験による体験認識ではなく、0感覚(全ての感覚を生み出すオリジナルマインド)による概念認識によって、今ここを認識します。
言葉だけを聞くと少し難しそうに聞こえますが、一旦全体像がわかれば非常にシンプルです。
何を基準にして今ここを認識するのか、認識方式の次元上昇が起きれば自然と、新しい自分、新しい関係、新しい世界、新しいライフスタイルが始まる様になります。
瓶の中の鳥
この本のモチーフにもなっているガラスの瓶の中の鳥も認識の基準点を変える例え話です。
あなたがとても大切にしているガラスの瓶があるとします。
少し大きめで下の部分が膨らんでいるガラスの瓶です。
そのガラスの瓶の中に、あなたが大切に育てている鳥がいます。
鳥は瓶から出ることが出来ません。
あなたなら、瓶も割らずに鳥も殺さずに、どうやって瓶の外に鳥を逃がしますか?
スモールライトで鳥を小さくする。
→出来ません。笑
毛がフサフサの鳥で、引っ張れば瓶の口を通ることが出来た。
→ザンネンながら、鳥は瓶の口を通れるサイズではありません。
実は瓶の反対側に大きな穴が空いていた。
→いいえ、口のところ以外瓶に穴は空いていません。
ではどうすれば、瓶も壊さずに鳥も殺さずに、瓶の外に鳥を出すことができるのでしょうか?
本書では、考えの大前提について問題意識を問いかけています。
この質問の大前提は、瓶がある、鳥がある、出口よりも大きな鳥がいる、瓶から出られない鳥がある、です。
その大前提(基準点)を180度真逆にひっくり返してみるとどうなるでしょう?
そう、単純にひっくり返してみると?
瓶もない、鳥もない。瓶に閉じ込められた鳥はいない。
大前提(基準点)を変えた時に、それまでどうやっても解決出来なかった問題が一掃され、新しい解決へ進むことができるようになります。
この瓶と鳥を宇宙と人間に置き換えてみると、
これまで「人間と人間の宇宙は実在している」という大前提を元に人類は文化文明を発展させ生活を営んできました。
しかし、未だ格差や争いは絶えることなく地球上には問題が溢れかえっています。この複雑に絡まり合った問題に私たちは解決の糸口を見出すことが出来ていません。
「瓶がある、鳥がいる」という大前提ではガラスの瓶の中の鳥を生きたまま外に逃がすことが出来ないように、「宇宙がある、人間がいる」という大前提では人類も溢れる問題を解決することが出来ないのです。
「人間と人間の宇宙は実在する」から「人間と人間の宇宙は実在しない」という大前提を変化させた時に、これまでの問題が一掃され、全く新しい解決策が見出されるようになります。
人間と人間の宇宙が実在しないなら、虚無的になる?!
「人間と人間の宇宙は実在しない」を基準にすれば、全てに意味・価値がなくなり虚無的な感じがするかもしれませんが、そうではありません。
観術はただ「これまで人間があると思い込んでいた人間と人間の宇宙は実在しない」というだけではなく、人間と人間の宇宙が実在しない「無」(完全な無ではなく、人間には認識出来ないので便宜上「無」と表現します。)からどの様に人間と人間の宇宙が「有る」ようにみえているのか、無から有が生まれる仕組みを説明しています。
・現実とは何なのか?この現実が有るように思い込んでいる「有」の秘密
・この現実が実在しないならば、真実とは何なのか?「無」の秘密
・でも目を開ければ目の前の現実が有るようにみえる「無」から「有」が生まれる秘密
がわかるようになれば、本当は実在していない目の前の現実が、どれだけ神秘な世界であり、神聖な世界なのかを感じることができるようになります。
これまで自分の経験体験で培った基準で意味がる・意味がない、価値がある・価値がないと判断していた世界が、存在する(っぽくみえること)自体が凄すぎる奇跡であり、現実が歓喜感動そのものに上昇され、意味・価値が無限大化されます。
この認識方式を日常で使うようになると、朝、目を開ける、瞬きをする、呼吸をする、歩く、香りを感じる、食べる、日常の一つ一つが感動に変わるので、慣れるまで初めは感動するのに忙しいかもしれません。
(わたしは感動しっぱなしで大変でした。^^;)
一秒を一垓(一兆×一億)倍に拡大してみる為、現実の結果・現象ではなく、1秒1秒に感動が溢れるようになるのです。
もちろん、認識方式ですので自分が使いたい時に使うことができる、便利な道具です。
目の前の現実に気分が上がったり、下がったりではなく、現実の結果現象とは無関係に自らワクワク・やる気を生産できるので、持続的なモチベーションと日常の生産性や創造性も大きく向上します。
究極の変化の一点である「認識」にアプローチすることで、これまでとは次元の違う変化を創る技術が認識技術・観術です。
次回は、人生の質を決定する「考えの本質」について、考えたいと思います。
塩見典子