スピリチュアリティとテクノロジーを融合する『人間のディープラーニング』
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宇宙一美しい奇跡の数式「0=∞=1」から始まる新しいLife Styleを提案するnTechセミナー講師/認識コンサルタントの塩見典子です。
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今日は9月24日に開催した日本から世界へと広がるnTech『AI時代の新しい働き方・教育メソッド』についてご報告します。
日本から世界へと広がるnTech『AI時代の新しい働き方・教育メソッド』
マインドフルネスとテクノロジーに関する世界最大規模のカンファレンス「wisdom2.0」に一般枠で登壇した唯一の日本人である内海昭徳さんをお迎えして、
『AI時代の新しい働き方・教育メソッド』をテーマにトークイベントを開催しました。
今回のイベントのきっかけは、池田健一さんがnTech(認識技術)に共感・共鳴し、そのきっかけとなった動画をつくってくれた内海さんに感謝の気持ちを表したい言うことで、クラウドファンディングのパトロンとなったところから始まりました。
(きっかけとなった動画はこちら)
その池田さんの純粋な思いに共感した7名が集まり、そこから一人ひとりと実行委員のメンバーや、たくさんの応援や協力をしてくださった皆さまの力を合わせ、大成功を迎えることができました。
9月24日の講演内容
1部では時代の潮流であるスピリチュアリティとテクノロジーの融合と日本で生まれたnTech(認識技術)の有用性について、
2部のワークショップではnTechを活用した関係性と未来型組織のあり方を共に考えました。
フェイスブックのライブ配信動画(1部のみ)を下に貼っておきますので是非ご覧ください。
時代の潮流にみる人間の内面開発
内海さんのスピーチ内容の一部をご紹介します。
第二次世界大戦以降の世界の流れをみても、時代は人間の内面開発に向かっています。
1945年戦勝国であるアメリカの本土は無傷のまま活気に溢れ、物も豊かで個人主義のもの一人ひとりが自信感に満ちていました。
そこから60年代以降、アメリカの様子が変わっていきます。
60年代70年代、公民権運動やベトナム反戦など「これじゃダメだ。」と訴える人が多くなり、物質主義だけではなく人間の内面開発に意識が向くようになりました。そこからアメリカを起点に瞑想や禅などが世界に広がったのです。
スティーブジョブズが取り入れていたのも日本の曹洞宗の禅でした。
東洋に学べ、瞑想に学べ、という延長線上に現在のマインドフルネスも登場しています。
ちなみに、グーグルの検索で「マインドフルネス」が「婚活」を抜いたそうです。
一方、日本はどうでしょうか。
1945年の敗戦時には、全土空襲による焼け野原、広島と長崎には原子爆弾が投下され破滅状態になりました。
それまで日本人の心の中心にあった精神論は置いておいて、西洋のルールに則って物づくりに走りました。
物がないところから物をつくり高度経済成長をむかえ、あっという間にアメリカに追いつき、70年代80年代はアメリカを追い越す勢いで成長を続けました。
アメリカからみれば「あんなに叩きのめしたのに・・・」という感じだったのでしょう。
85年のプラザ合意の後、90年以降バブルは崩壊し、日本は失われた10年に突入し迷走状態に落ち入りました。
同時期アメリカでは2000年にIT革命が起こり、シリコンバレーが一気に世界のトップを走っています。
象徴的にマインドフルネスだけをみても日本はアメリカに10年以上の遅れをとっています。
なぜ日本の禅が、東洋哲学が、東洋に起源がある聖者たちの悟りの世界が、日本ではそこまで顧みられることがなく、西洋からの逆輸入になっているのでしょうか?
その原因は歴史の中での日本全体の無意識深い決断にあります。
その無意識深い日本の決断の正体と、そのトラウマから解放され日本が立ち上がる道はこちらの1デイセミナーで明快にお話しされています。
言われてみればその通り、だけど言われないと気付けない、それが無意識です。
この、日本人が共通してかけられている無意識のマジックが紐解かれ、日本、本来の力を発揮できる時がきているのではないでしょうか。
スピリチュアリティとテクノロジーの融合
そして、もう一つ。
印象的だったお話しがあります。
GoogleのエンジニアとしてAR(拡張現実)開発をされているヒルさんと内海さんとの対話です。
ヒルさんはARを教育に取り入れたいと開発をされているそうです。
確かに、知識を暗記するための詰め込み教育は感動がないから頭にも残らないし、ワクワクしない。我慢が難しいゲーム世代の若者が何時間も我慢しながら座っていること自体が苦痛に感じると思います。
ARやVR(仮想現実)のデバイスをつけてもっとリアルなプレイ感覚で歴史を学んだり、科学を学べばどんなに楽しいでしょうか。
きっとこの先、教育や介護、会社などあらゆる分野にAR VRの技術が取り入れられるようになるでしょう。
そんな開発をされているヒルさんが内海さんに「アキは何をやっているの?」と訪ねた際のやりとりです。
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内海:ヒル、あなたがやろうとしている認識の拡張は外につけることだよね?
ヒル:アキ、あなたはなにをやっているの?
内海:認識の拡張をやっているよ
あなたは外につけているけど、わたしは中をやっている
人間の認識の外につけるのではなく、脳が認識できないメタ(高次)レベルの
なかをか開発が大事だと思ってやっているんだ
ヒル:それは大事だね
内海:ねぇ、ヒル。外にデバイスをつけて見える画面が変わるよね
nTechでは人間は生まれた時から脳のVRのヘッドセットつけている
と言っているんだ
脳というヘッドセット。目・耳・鼻・口・皮膚という情報を引っ張る
センサーデバイスを生まれた時からつけていて、
この脳は、VRヘッドセットと同じだと思うんだけど、どう思う?
ヒル:その通り。そうだね
内海:ねぇ、ヒル
あなたは生まれた時からこの人間のVRヘッドセットしかつけたことないんじゃない?
ヒル:そうだよ
内海:あなたはこの人間のVRヘッドセットとったことある?
ヒル:それはないよ
内海:でも、生まれた時からつけてるVRヘッドセット、とったことないなら
1つしか楽しめないなんてもったいないじゃない?
わたしはこれとった世界をみた
とった世界に素晴らしい人間の可能性、尊厳性をみた
だからそれを伝えたいんだよ
それがわたしがやっている中の認識の開発だ
ヒル:それはおもしろいね
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時代は人間の内面開発へと向かっています。
その内面開発はこれまでの心の領域にとどまるものではなく、テクノロジーと融合されていきます。
アメリカ最大手の銀行バンク・オブ・アメリカも、パソコンの原理(入力・演算・出力)と人間の認識は同じで、五感という入力装置があって、脳という演算装置があって、脳が出力している3次元画面のマトリックスの中に生きていると言っています。
人工知能の父とよばれるマービン・ミンスキーの問いは
「0と1で分けることができない世界を人工知能は使うことができるのか?」
0でもない1でもない、0にもなれる1にもなれる動きをあらわした数式、それが0=∞=1の方程式です。
この0でもない1でもない、0にもなれる1にもなれる動きの感覚、
陰でもない陽でもない、陰にもなれる陽にもなれる動きの感覚を身につけることができるのは、実は人間だけです。
それが人間のディープラーニングです。
人工知能には真似できない人間の感覚の進化を促す技術としてnTech(認識技術)が誕生しています。
シェアしたい内容は他にも盛りだくさんありましたが、続きは動画をご覧ください!
nTechの挑戦は日本の挑戦であり、時代への挑戦です。
ぜひ、一緒にあたらしい時代を切り拓く仲間になってください。
これまでの歴史の中でみたこともないような美しい時代、一人一人の尊厳が溢れ終わりなく発展できる時代を共につくりましょう!
924Dignity Project実行委員