松下幸之助『商いの心得十カ条』
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宇宙一美しい奇跡の数式「0=∞=1」から始まる新しいLife Styleを提案するnTechセミナー講師/認識コンサルタントの塩見典子です。
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やり方ではなくあり方の継承
先日、旅先で松下幸之助さんの『商いの心得十カ条』に出会い大きな発見がありました。
人を育てたり、何かを継承する際に、
やり方ではなく「そのこと」に対する捉え方、あり方、姿勢態度の継承が大切なのだと
頭ではわかっていても、実際にやり方の伝達になっていたことに気付きました。
そっか!そのポイントだったのか〜。と新しい道が見えてスッキリしました。^^
そして、こちらが松下幸之助さんの『商いの心得十カ条』
商売が人を育て、人が商売を育てる、商売がそんな場になればよな、と思いました。
■■■ 松下幸之助 商いの心得十カ条
『第一条 商いは公事である』
商いは「私事(わたくしごと)」ではない。
人のため、社会のために行う「公事(おおやけごと)」である。
その認識が基本にあってこそ、より力強い活動が可能となる。
『第二条 お客様に愛される』
あの人がやっているのだから買ってあげようと思ってもらえるまでになりたい。
そのためには、まずお客様に誠心誠意を尽くすことである。
『第三条 商品はわが娘と考える』
お得意先をわが娘の嫁ぎ先と感ずるまでの思いに立てば、お得意先とのつながりも、単なる商いを超えた、より深い信頼関係が生まれてくる。
『第四条 商いは真剣勝負』
真剣勝負は切るか切られるかの二つに一つ、まさに文字通り真剣である。
商いもそれほどの思いで取り組めば、必ずうまくいく。
『第五条 堂々と儲ける』
利益は世の中への奉仕に対する報酬である。
また、その利益によって納税もでき、社会の発展にも貢献できる。
堂々と適正利益をあげたい。
『第六条 お客様に手を合わす』
お客様が出て行く後ろ姿に心底ありがたく手を合わす。
そういう心持ちのお店には、人は自然と集まってくる。
『第七条 商品はお金と同じ』
汚れていないか。ほこりをかぶっていないか。
千円の商品は千円札と同じ。
お金と同じ思いで商品を大切に扱おう。
『第八条 商人に好不況はない』
常に商いの本道をふまえ、一つ一つの仕事をきちんと正しくやっていれば、好況だ不況だとあわてることはない。
肝心なのは常日ごろである。
『第九条 集金と支払いを確実にする』
お金にルーズになればなにもかもがルーズになる。
日ごろから集金も支払いもきっちりする。
そこから商売繁盛の道もひらけてくる。
『第十条 反省なくして繁盛なし』
朝に発意、昼に実行、夕べに反省。
日々のそうした地道な活動の積み重ねが
商売繁盛につながっていく。