nTech講師 塩見典子の心感覚ライフメソッド

こんにちは!脳と心の仕組みを解き明かすnTech(認識技術)講師/認識コンサルタントの塩見典子です。このブログでは、心感覚とは何か?nTech(認識技術)とは何か?なぜ必要なのか?どのように活用するのか?また、セミナーやワークショップだけではお伝えできない21世紀の悟り人、令和哲学者Noh Jesuさんから教えていただいた知恵や魅力的な側面をお伝えします。是非、楽しみにご覧ください♪

反日種族主義 日韓危機の根源 をどう読むか

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宇宙一美しい奇跡の数式「0=∞=1」から始まる新しいLife Styleを提案するnTech(認識技術)講師/認識コンサルタントの塩見典子です。

 

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反日種族主義 日韓危機の根源

 

発売以来日韓でベストセラーになっている反日種族主義 日韓危機の根源」(編著者:李栄薫(イ・ヨンフン)元ソウル大教授)

 

 

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反日種族主義 日韓危機の根源

 

韓国では7月に発売されて以来11万部、日本では11月14日に発売され、早くも25万部を発行している異例のヒットをとばしている。

 

皆さんはもうご覧になりましたか?

 

 

反日種族主義とは? (「反日種族主義」より引用)

韓国の民族主義は、西洋で勃興した民族主義とは別のものです。韓国民族主義には、自由で独立的な個人という概念がありません。韓国の民族はそれ自体で一つの集団であり、一つの権威であり、一つの身分です。そのため、むしろ種族と言ったほうが適切です。隣の日本を永遠の仇と捉える敵対感情です。ありとあらゆる嘘が作られ広がるのは、このような集団心性に因るものです。すなわち反日種族主義です。これをそのままにしておいては、この国の先進化は不可能です。先進化どころか後進化してしまいます。嘘の文化、政治、学問、裁判はこの国を破綻に追いやることでしょう。そのような危機意識を持ってこの本を読んでいただきたいと思います。この本は、体当たりでも反日種族主義、その巨大な文化権力に突進します。(プロローグより)

 

 

 率直なわたしの感想は「ものすごい本が出たな」でした。

 

読み進めるうちに李元ソウル大学教授始め、著者の先生方の勇気と覚悟に胸が打たれました。

現在の韓国社会でこの一冊を世に出すということは、自身のキャリアも家族や親族の未来も、すべてをかけてでも、何としてでも「韓国を目覚めさせたい」という痛烈な憂国の心、ここに至るまでにどれだけの決断があったのだろうと、何度も想いがこみ上げてきました。

 

そして今回、日本にて、日本語での出版には、命懸けで新しい時代をつくろうとする彼らの本気さを感じざるを得ませんでした。

 

 

この本を日本人一人ひとりがどのように受け取るのか。

日本の品格が問われているのではないでしょうか。

 

 

「これまでずっと日本をいじめてきた嘘つきの国、韓国」という嫌韓の道具としてではなく、新しい日韓関係をつくる突破口として、韓国の目覚めを見守り、応援する日本の成熟したあり方が絶対に必要であると思います。

 

 

センセーショナルな本書の内容

 

本書は「嘘の国」というプロローグから始まります。

冒頭から、2014年韓国の偽証罪(証人が虚偽の陳述を行う)は一人当たり日本の430倍、誣告(虚偽の告訴をする)は1250倍という驚く内容が告白され、嘘をつく国民、嘘をつく政治、嘘つきの学問、嘘の裁判、反日種族主義と徹底的に韓国のあり方を批判しています。

 

日本統治、慰安婦問題、徴用工問題など現在の反日の論拠となる定説に対しても、なぜそのような定説が生まれたのか、事実はどうであったのか、当時の統計や文書など資料に基づいて明確に説明しています。

 

日々メディアで取り上げられてきた反日嫌韓問題の後ろにこういう背景があったのか、と読みながら頭の中のモヤが晴れていくような明快さを感じました。

 

日本人の私が読んでいても緊張するのですから、反日教育を受けてきた韓国の方が読まれた時には、相当なショックがあるのではないかと思います。

 

Web上で韓国のある若者が「これまで正しいと思っていた歴史が崩れていく怖さも感じた」とコメントしていたことがとても印象的でした。それまで絶対に正しいと思っていた世界が論理的に覆されていくことへの困惑の中で、一言一言の言葉を慎重に選びながら語る彼の姿にも、また希望を感じました。

 

なぜ今まで知らなかったのか?と問われたならば、わからない、今まで学校でもドラマでも当然だと思っていたから疑ったことがなかった。しかし自分たちが信じてきたことに間違いがあるならば、それを正しく知り、もっと対話を重ねていきたい、と語っていました。

 

もちろん韓国内では、歴史の歪曲、吐き気がする親日、歴史的自殺行為など、激しい反発や非難の声も多く、賛否両論の大論争が起きているようです。

 

 

この本をどのように解釈するのか?

 

冒頭にも述べましたが、この本を読んだ日本人がどのように解釈するのか、がとても重要だと思います。

 

この本を「韓国は嘘つきの国、日本が正しかったじゃないか!」と今までの鬱憤を晴らし、嫌韓の道具に使ったならば、日韓の明るい未来は元より日本の未来はないでしょし、面倒くさいと無視したならば、李教授のような人たちは二度と生まれないでしょう。

 

わたしたち日本人は親韓、嫌韓の次元をこえて、自ら自分たちの殻を破り目覚めていく韓国の果敢な挑戦を見守り、応援するべきだと思います。

 

もしこの本が日本で100万部売れば、韓国の中で李教授を簡単に無視したり消したりすることはできないでしょう。おそらく韓国の中でも自信をもって親日を語る人も増えていくのではないかと思います。

 

そして、この勇気ある韓国の目覚めと共に、日本の目覚めが必要な時ではないでしょうか。

 

朝鮮の涙、日本の涙、アジアの涙、人類のすべての涙の根底にある観点の問題を根こそぎ解決することができる世界基軸教育を確立できるのは真理に目覚めた日本しかありません。

 

戦後アメリカから刷り込まれている日本、日本人自らが思い込んでいる弱者日本の虚構を破り立ち上がるためには、日本もない、韓国もない、アメリカもない、すべての境界線(虚構)を破った完全な一つから、時間・空間・存在・境界線が生まれる仕組みをマスターした時に、究極の共通土台から新しい方向性を示せるようになるのです。

 

全体主義個人主義エントロピーが無限大化した現代社会の虚構を、根底から打ち崩す真理の教育産業は日本の一番深い大和の心そのものです。すべてを手放した時、そこに生まれる新しい世界があります。

 

すべての宗教・民族・国家の虚構を破り、完全な一つからすべての違いを活かすことができる尊厳文明、One World創建する世界基軸教育の確立は日本の仕事になるでしょう。

 

One Worldを具現化させる世界基軸教育を日本で24年かけて研究開発している韓国人がNoh Jesuです。

 

 


No.38 韓国社会に激震!! イ・ヨンフン著 『反日種族主義』

 

 

Noh先生は日韓教育ビジョン同盟を提唱し、明治維新によって藩の境界線を越え「ひとつの日本」が生まれたように、国の境界線を越え「ひとつの世界」One worldへ向かうビジョンを、日本のミッションとして掲げながら24年間実践してこられた方です。

 

日本人以上に日本を愛し、日本の可能性を確信し、日本の尊厳を訴えるNoh先生の言葉は、多くの日本人の心を深くから癒し、未来へと導いています。

彼の24年もまた、命懸けの実践であったと思います。

 

日本や世界にとって、未来にとって、こんな宝のような人たちが活躍できるひらかれた社会であることを切に願います。

 

 

先生方に敬意を表して

令和元年11月23日 塩見典子

 

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