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宇宙一美しい奇跡の数式「0=∞=1」から始まる新しいLife Styleを提案する観術セミナー講師/認識コンサルタントの塩見典子です。
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このページでは、宇宙一美しい奇跡の数式を読み進めながら、一緒に「0=∞=1から始まる新しい生き方」とは何なのか、一緒に考えていきたいと思います。
現実とは何か? 宇宙の外に繋がる通路
今日は、現実とは何か?【前編】(P68〜)
至る所に開かれた「宇宙の外に繋がる通路」について考えてみましょう。
「If」から始まる質問
皆さんは、こんな質問を受けたらどうしますか?
「もしこのボールペンが桃になったら、どんな味になると思う?」
一生懸命、桃になった時をイメージして味わってみる
ボールペンが桃にはならない事を説明してみる
そんなわけないと思いながら、とりあえず相手に合わせて適当に答える
はい。
この「もし」「If」の質問は、考えても仕方がない事が多い質問です。
もし、〜〜になったらどうしよう。
もし、あの時〜〜〜じゃなかったら、こうなっていたかもしれない。
もし、〜〜の場合はこうで、〜〜の場合はこう。
でも、待って、もし〜〜なら・・・
もし、もし、もし、にはキリがありません。
実は「もし、このボールペンが桃になったら・・」と同じくらい「自分と自分の宇宙が実在している」ことは「もし」から始まっている考えなのです。
もし、自分と自分の宇宙が実在するなら、人間とは何だろうか?
もし、自分と自分の宇宙が実在するなら、宇宙自然とはどのような法則で成り立っているの
だろうか?
もし、自分と自分の宇宙が実在するなら、人間は何のために、どう生きるべきだろうか?
もし、自分と自分の宇宙が実在するなら、理想の社会をどのようにつくればいいのか?
もし、自分と自分の宇宙が実在するなら、どうすれば家族が仲良くすることができるのか?
もし、自分と自分の宇宙が実在するなら、今日の夕飯、何にしよう。
当たり前過ぎて普段は意識しませんが、私たち人間の考えは「自分と自分の宇宙が実在している」ことが大前提です。
朝起きて、顔を洗って、ご飯を食べて、出勤する。
パートナーとより良い関係をつくり、未来の人生を考える。
いつも、「自分がいる」「相手がいる」「宇宙はある」前提で、考え、人生を構築しています。
自分と自分の宇宙が実在している根拠とは?
しかし、絶対に「自分と自分の宇宙が実在している」と思う根拠は何でしょうか?
今、手に持っているスマホ、本、カップ、目の前に広がる空間や音、刻々と流れる時間、考える自分や自分の考えが、なぜ実在していると言い切れるのでしょうか?
だって、見えるし、触れるし。
どう考えても、わたしとあのおじさんは違う人だし・・・。
この世界を見ている自分もいるし、世界もある。
時間も空間も存在もあるでしょ。普通に。
はい。
この時間・空間・存在が存在しているようにみえる「現実」が真実ではないのです。
現実とは何か?
では、「現実」とは何でしょうか?
現実を理解する為には、現実のOf(素材) By(仕組み) For(目的)を知る必要があります。
詳しくは1Day・認識セミナーでお伝えしていますので、ご参加くださいね。
NR1Dayセミナー | NR JAPAN株式会社 -認識が世界を変える-
今日は、現実を構成する要素についてお話しします。
目の前の現実を構成するためには、3つの要素が必要です。
一つは認識する主体、認識する側と、
もう一つは、認識の対象。認識される側です。
そして、認識の背景。目であれば可視光線や耳であれば空気など主体が対象を認識するために必要な背景です。
この3つの内、一つでも条件が変われば目の前に広がる現実画面はコロッとコロッと変化してしまいます。
今、目の前にあるスマートフォンやパソコンは本当に実在しているのでしょうか?
素材の観点で見てみましょう。
スマートフォンは物質です。
物質は分子からできています。
分子は原子の塊です。
スマートフォンを色や模様や形ではなく、原子の塊としてイメージしてみてください。
もう、スマートフォンではなく原子の塊です。
原子のサイズを捉える眼鏡をかけたとしましょう。
目をあげて周りの世界をみてみると、全て原子の海です。
今まで当たり前にみていた色、形、模様や、その存在の用途・機能・目的が消えて、たった118種類の原子だけが存在しています。
自分の周囲の空間だけでなく、宇宙空間にある全ての存在を原子でイメージしてみてください。
もう、これまで人間がイメージしていたような宇宙はありません。
原子の宇宙です。
では、その原子は何からできているのでしょうか?
原子は物質を形成する物質粒子や力を媒介するゲージ粒子、質量を与えるヒッグス粒子などの素粒子からできています。
可視光線の範囲ではなく、素粒子のサイズを捉える眼鏡をかけたとしたらどうでしょう?
素粒子の宇宙です。
その素粒子は何からできているのでしょうか?
これ以上は、人間の5感覚で認識できないので理論物理学の分野になります。
理論物理学では、素粒子は振動するヒモからできていると導き出しています。
もう、固定の存在ではなく、全てが動きに変わります。
目の前の世界も、それを認識する自分も振動するヒモの動きです。
全てがひとつながりに響き合っているヒモの振動のエネルギーの宇宙です。
では、壮大なオーケストラを奏でるヒモは何からできているのでしょうか?
理論物理学者のエドワード・ウィッテンは超弦理論としてM理論(膜理論)を提唱し5種類のヒモは1つの膜からできていると説明しています。
つながりあって響き合うヒモの振動が全て解けた、まっすぐな世界。
どこまでも無限に広がる膜をイメージしてみてください。
宇宙の外側のイメージです。
今まで脳がイメージしたことのない世界ですので、なかなか難しいかもしれません。
宇宙の外側のイメージは認識セミナーで論理とイメージで順を追って共有していきますので、具体的なイメージはそちらでチャレンジしてくださいね。
認識セミナー | NR JAPAN株式会社 -認識が世界を変える-
目の前の認識の対象を分けていったら、宇宙の外まで繋がってしまいました。
目の前のカップも、机も、皆さんの身体も全て、今ここで宇宙の外まで繋がっているのです。
その宇宙の外と宇宙の中を成り立たせる究極の素材。
真実の実在とは何でしょうか?
思考を止めて、静かに現実を観察してみれば、どこにでも真実に繋がる通路が開かれています。自分の考えから出て、「今ここ」を観察してみましょう。
次回は、認識の背景と認識の主体についてお話しします。