2023年8月15日に寄せてー人類の終戦宣言ー
こんにちは。nTech講師の塩見典子です。このブログでは、心感覚を生活に取り入れる心感覚ライフメソッドを発信しています。
今日は、2023年8月15日に寄せて記しておきます。
2023年8月15日に寄せてー人類の終戦宣言ー
戦後78年。
8月15日が近づくにつれ、戦争経験者の方々の体験談をよく目にします。
あの戦争から、口をひらくことがなかった体験者の方が、命が尽きる前に伝えたいと語ってくださるその言葉は、一言一言に涙が溢れます。
脳裡から離れない悲惨で残酷な残像と戦いながら
心がえぐられるような悲しみ、絶叫しそうなほどの苦しみを麻痺させながら、復興させてくれた日本。
静かに微笑むあなたの笑顔の奥には、どれほどの傷みがあったのでしょうか。
あなたが吐露する心の痛みは、日本文明の集団無意識にある痛みです。あなたの口を通して、言語化される涙を通して、わたしたちは問題の本質を直視せざるを得えません。
その痛みは、決して個人の選択の結果ではありません。
日本という国家の選択でもありません。
人類全体が争いの歴史を歩んできたのですから、日本の選択だけを責めることは、決してできません。
日本以外の国々でも、数えきれない悲惨で残酷な戦争の歴史が繰り返されてきました。争いや奪い合いでしか秩序をつくることができない人間の限界が生み出した、人間共通の痛みなのです。
度重なる本土空襲、人類史上唯一となる原子爆弾による被災、まさに地獄絵図の中で決断した日本の選択は、「終戦」でした。
原子爆弾の惨事を目の当たりにし、働いた直感。
「この戦争の先には、日本文明のみならず人類の未来がない」
すべてを手放し、敵国であったアメリカの要望を潔く受け入れ
まるで、核爆弾の投下がなかったかのようにアメリカを愛し、信頼し、応援した日本の武士道精神。どんな汚れた川の水でも受け入れて浄化させてしまう海のような広い心によって、核戦争の負の連鎖を止めた日本文明。
日本文明の選択は、勝敗の中での敗戦ではなく、科学技術による争い・奪い合いの戦争は二度とやらないという、「終戦」の決断・覚悟だったのです。
刀を手放し西洋を受け入れた1868年の明治維新から77年目の終戦宣言。
そこから77年の内省と試練の時を通過し、1年間のスキマを経て迎える2023年8月15日。
戦後77年かけて日本が解明した「争いの根本原因」は、脳と心の実体を明らかにするものでした。日本のみならず、世界人類が争いを終結し、愛と信頼、創造と歓喜が溢れる尊厳文明を実現するために、争いの根本原因を根本から解決する真の和心。
これは、脳ではなく心を活用した日本の武士道精神そのものでした。生活文化のなかでしか受け継ぐことができなかった武士道精神を、完全学問として体系化し、世界に基軸教育として普及するミッションをもった「令和哲学」の誕生は、終戦を宣言した日本文明のプライドの証です。
令和哲学者ノジェスもまた「二度と戦争ができない人類、ウツゼロ・自殺ゼロ・殺人ゼロ・戦争ゼロの地球を必ず実現する」という日本文明の懇切な意志に導かれ、目覚めた人物です。令和(今ここ一つだけが実在することを認識し祭を楽しむ心の時代)の号令に呼応する純度100%の心が、わたしたち日本人一人ひとりのなかに響いています。
2023年8月15日。
わたしたちの心は共鳴し、その波紋は大きな波となり、新しい時代を拓く突破口となるでしょう。人類の終戦を宣言する、純度100%の日本。New Start おめでとう。
世界の争いを終結させる日本文明の挑戦に、誇りと希望を抱いて
2023年8月13日
塩見典子