人間ゲームの結論とは?
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宇宙一美しい奇跡の数式「0=∞=1」から始まる新しいLife Styleを提案するnTech(認識技術)講師/認識コンサルタントの塩見典子です。
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人間ゲームの結論とは?
前回は、状況がコロコロと変わる量子力学的時代に最も必要とされる知恵「人間ゲームの秘密」を知ることの意味と価値についてお話ししました。
今回は、人間ゲームの特徴について考えみましょう。
今、このブログを読んでくださっている皆さんも人間です。
ブログを書いているわたしも人間です。
皆さんの住んでいる街にもたくさんの人間が生きています。
地球には、現在77億人の人間が生きています。
これまでの時代にもたくさんの人間が生まれ、死んでいきました。
一体、人間はなぜ、何のために生きているのでしょうか?
人間はどのようなゲームをしているのでしょうか?
人間ゲームの特徴とは?
皆さんはVR(Virtual Reality)ゲームをしたことがありますか?
VRゲームは、VRゴーグルをつけることで、目の前に現実にはない仮想現実が広がり、限りなくリアルな体験がえられます。
ゴーグルをつけたら仮想現実が広がり、ゴーグルをとれば仮想現実が消えます。
もし、生まれた瞬間からこの世を去るまでの間、ずっとVRゴーグルをつけているとしたら、その人はそれが仮想現実であることに気づくと思いますか?
しかも、そのVRゴーグルが人間の外側に装着されているのではなく、脳の中に入っているとしたらどうでしょうか?
そう、気づかないですよね。
実はわたしたち人間は、人間の脳の観点のVRメガネをかけているのです。
本当は実在しない現実の中で、アバターである身体を自分だと思い込みゲームにはまり込んでいるのです。
このゲームは、無限にある情報の中で、一部分の情報だけをとって編集デザインしイメージ化させて、自分だけのお家をたてていきます。
それぞれの情報の違いを比較して、自分のお家にふさわしい情報を集め、自分だけの世界をつくっていくゲームです。
素敵なテラスがあるけれど、屋根のないお家。
外観は完璧だけど、部屋の中が空っぽのお家。
何重にも鍵のかかっているお家。
自分の思い通りのお家をたてたけど、誰も遊びに来てくれないお家。
出会えば喧嘩になるからお互い距離をおいて会話をしない仮面家族のお家。
「あいつとはこんなもんだ」と諦めて適当にやり過ごしているゾンビ家族。
一緒に暮らしてきた妻が先立ち、悲しみにくれる老人のお家。
莫大な資産を築いても、本当に信頼する人を得られない孤独な資産家のお家。
誰もが羨むような和気藹々とした家族の誰にも言えない秘密。
いつも目を光らせているたくさんの人が働く大きなお屋敷。
みんな、隣のお家よりも素晴らしいお家をつくろうと、せっせと頑張っています。
しかし、このお家に住む人たちは、決して幸せになることができません。
一瞬間、幸せになっても必ず不幸に転じ、成功した分失敗も大きくなるのがこのゲームの特徴です。
なぜなら、ゲームの初期設定が自己否定・他人否定・環境否定をするようにセッティングされているからです。
人間ゲームは、どんなに頑張っても結論は絶望するゲームなのです。
え??塩見さん、そんな絶望するゲーム、やる意味あるんですか?
そんなディファイン、賛同できません!!!
はい、そう言いたい気持ちはよくわかります。
だけど、この絶望が、本当の自分に目覚める大きな鍵なのです。
次回は、なぜ人間ゲームの結論が絶望なのかについてお話しします。